苔
今年の夏は異常気象に終わった。7月は日照時間が極端に少なく、8月は猛暑となりあっという間に夏が終わってしまったようだ。おまけにコロナ騒ぎで春過ぎから自粛生活がつづき、ゴルフ場も組数の制限やら予約必須であったりといつもの夏とは違う夏となってしまった。クラブの試合も全て中止、開場100周年記念の式典なども全て中止となりました。 ということで夏の軽井沢はゴルフ以外の過ごし方に目を向けることにした。昨年まで庭の木が高くなりテレビの映り具合が悪くなって木を6本ほど伐採した後の庭が殺風景となってしまい、庭造りをしようと考えました。 ゴルフ場の山野草がとてもきれいであったので山野草を植えることにしました。レンゲショウマ・フシグロセンノウ・ホタルブクロなどを近くの園芸店を探し購入しました。 早速に庭の整地をし小石を取り除き、雑草を抜いて、植える場所を考えてまずは値が付くかどうかの試し植えです。盛夏の頃、お盆の時期は1週間ほど軽井沢にいることが出来ますが、後は終末に滞在することが殆どなので、東京に帰った後は植えた山野草が気になって仕方ありません。山野草以外にも丁度見頃であったアナベルも植えたので白い花が枯れてしまわないかとそわそわしておりました。 数週間様子を見ていると何とか無事に皆、根をつけてくれたようで一安心、あとは時期を見て庭のレイアウトを考えて色々と草木を追加していこうと思いました。
ところで軽井沢の大きな別荘を拝見していると庭の苔がとても素敵です。我が家は小さな小屋の様な家ですが、庭の木陰のに苔が広がっているととても素敵だなと思い、苔を植えようと思いました。次々に色々な植物を庭に植える家族はあきれ顔です。苔はネットで30cm×40cmほどの大きさの物が売られているのを見つけて2種類の苔を合計50枚ほど手に入れゴルフも出来ない暑い日の午後にスコップと移植ゴテで2カ所に分けてせっせと苔を植えました。汗だくとなり立ったり座ったりでゴルフの運動より遙かに体を使う運動で終わった後はTシャツは汗びっしょり、軽く絞れるほどでした。腰も痛くなってしまいました。
それだけの力仕事をして植えた苔もこれまた気になって仕方ありません。東京にいても気になるのは天気のことばかり、時々軽井沢に長期に滞在している知人から、庭の様子の報告を頂きます。 何とか苔も無事付いてくれたようです。 ほっと一安心・・来年の成長も楽しみです。数年掛けて広がってくれる事期待しています。 ということで今年の夏はゴルフの腕ではあがらず、山野草と苔の知識が少しだけ増えた夏になりました。