冬の蟹
食べ物の話ばかりですが先日蟹を食しに富山へ行って参りました。2年ぶりの富山です。前回も二年前の二月に知人を訪ね雪の富山を案内して頂き、旬の美味しいものを沢山頂く事が出来たので調子に乗って今回は蟹を目当てに行くことと致しました。今年は蟹が豊漁との情報をテレビで放送され蟹小屋成るものを見ていたら行ってみたいと思ったのです。まずポイントは「大人の休日クラブ」我々の年代になりますと必須アイテム・・これを使えば3割引の運賃で行くことが出来るのです。高齢者?の特典ですね。お隣金沢は勿論蟹も有名ではありますが、このところインバウンドの観光客も沢山押しかけている状態、穴場は富山です。 土曜の午後に東京を出て4時には駅前のホテルにチェックイン、前回は雪の富山でしたが今回は雪が全くありませんでした。蟹を頂くのはあいの風とやま鉄道で17分高岡駅から車で20分ほど射水市の「割烹かわぐち」です。事前に下調べ、勿論予約済みです。到着する頃には日が落ちくらい住宅街?の中にぽつんとあるお店ではありました。万葉線新町口駅、新湊港の近くなのでありました。お店はこじんまりとしたお店ですが既にお客さんで一杯で見渡すと蟹・蟹・蟹でありました。
茹で蟹から始まり、蟹のお刺身・焼き蟹・蟹しゃぶと蟹三昧・・とても新鮮でおいしいものを満腹に成るまで頂きました。お酒は「勝駒」高岡の銘酒ですがなかなか手に入れることが出来ません。以前来たときにも頂きとてもさわやかではありますが深みのある味わいのお酒です。富山のお酒ですと「立山」が有名ですが「勝駒」も是非飲んで見られては如何でしょうか?冬のこの時期の蟹と日本酒は最高ですね。
さて、翌日は折角の富山でありますから温泉にも行こうということで、今度は高岡市とは富山市を挟んで反対側へ電鉄富山で宇奈月温泉へと向いました。富山からは色々な行方があるのですが鉄ちゃん家族でもある我々は、乗り鉄でのんびりと行くことに致しました。約1時間40分市内から住宅街を抜け、日本海を左手に見て進み次第に山の中へとはいると、雪景色にかわり宇奈月温泉へ到着です。この時期温泉街は閑散としており駅前の温泉の噴水?が勢いはあるのですが人影はちらほらでありました。日帰り温泉を観光案内所で尋ねまずは軽く昼食を頂いてから一っ風呂とすることに致しました。こちらも予め事前調査をして駅前の食堂「河鹿」です。ここでも「かに面」という蟹の甲羅に蟹がぎっしりと詰まったおでんだねをつまみにまたまた燗酒で一杯と相成りました。蟹は当分食べなくても大丈夫と思っておりましたが目の当たりにするとまたまた手がでてしまう・・。食いしん坊ですね。 温泉は歩いて5分ほどの処のホテルを勧められほぼ温泉独り占めで体をゆっくりと温めることが出来ました。
さて、帰路富山で知人と合流し、早めの夕食で帰宅予定と致しました。夕食はだめ押しの寿司です。知人の行きつけのお店が予約で満席とのことでしたので、事前にネットでチェック今回は駅の近くの「美喜寿司」へ伺う事になりました。知人と3人で近況報告、楽しい仲間と美味しいお酒(此処でも「勝駒」でした)、幸せな一時を過ごすことが出来ました。富山とても良いところです。また時期を選んで訪れたいと思います。