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院長のひとりごと
ピアノリサイタル
院長のひとりごと

ピアノリサイタル

先日久し振りにピアノを聴きに行った。何度か聴きに行ったことのある戸室玄さんという若いピアニストです。25歳と若いのですがボストンで育ちパリでフィリップ・アントルモンの指導を受け日本で数回リサイタルを開いている。知人のご紹介で初めは日仏会館での演奏、その後紀尾井ホール、銀座シャネルビルのPygmalionホールそして今回は代官山のヒルサイドテラスのホールでの演奏でした。 天気の良い土曜の午後に友人と待ち合わせヒルサイドテラスのホールに・・・300人ほどのホールでしょうか、中央にベーゼンドルファーのピアノが置かれており、周りを半分ほど囲む様にイスが配置されておりました。演目はバッハのトッカータから始まりベートーヴェン、ブラームス、ショパンとドビッシーの Pour le piano最後にリストのWaltz from Gounod's Faustと後半はテクニックを聞かせるような構成でした。フランス関係の方もお見えになっていたので途中所々フランス語での解説が入り流ちょうなフランス語も聞くことが出来、とても心地よい音楽を耳にすることが出来ました。私の友人は弁護士という職業ながら年に70から80回もクラッシックコンサートに出かけ、音楽雑誌に評論を執筆するほどの音楽好き、その彼も戸室さんのドビッシーにはとても感激したと評しておりました。リサイタル終了後のパーティーで演奏者と話す機会があり、その時にも是非ドビッシーの戸室として名前が出るようになると良いでしょうとアドバイス・・。本当に聴かせるものがあったと思います。 機会があったら是非一度お聞きになってみて下さい。次回は軽井沢大賀ホールで8月8日にリサイタルがあるようです。