テイスティング
久し振り(いつもの常套句ですが・・)に勝沼に行って参りました。朝、高尾山の紅葉見物でもと思いたって新宿へ向かったのですが、新宿に着くと特急「かいじ」の案内が目にとまり、もう少し足を伸ばしてみようとおもいたちました。以前何度か行ったことのある「勝沼ぶどう郷」でおいしいワイン探しも良いものだと、なかなか朝からグッドアイデアが浮かんできました。9:30新宿発の「かいじ」約1時間半ほどで到着予定・・「かいじ」は比較的新しい車両のようで座席は快適(鉄ちゃんですからね一応コメント)、新宿を出て直ぐの車窓は家と家が密集し下町の風景、30分ほどもすると家と家の間隔が広くなり郊外の風景へと変わり、さらに八王子を過ぎる頃には山が迫り緑と紅葉のちらほら見える山の中の風景と短時間のうちに景色がさまざまに変化していき車窓を眺めているだけでわくわくしてまいりました。(中央本線ならではの風景でしょう)
特急「かいじ」
ぶどうの丘 駅から直ぐそこに見えます さて、勝沼ぶどう郷に11時頃到着、当日はとても天気が良く気持ちの良い眺めで駅から見える「ぶどうの丘」へは歩いて15分ほどとのことで駅からぶらぶらと歩き始めました。線路沿いには旧中央本線の勝沼駅のホーム跡があり、それを過ぎてぶどう畑の中を降りて、更に丘を登っていきました。昨年訪れたブルゴーニュのブドウ畑とは景色は違いますがのどかな風景に変わりはなく丁度良い散歩道でありました。
勝沼 の駅表示 ぶどうの丘の建物は以前訪れた時と違い建物が増え、宿泊施設・温泉もありました。まずはワインセラーを一寸見学・・。1050円なりのタートヴァンを買い求めると地下のセラーの80種類ほどのワインの試飲ができるということで早速購入し地下へと向かいました。ワインセラーの中は抜染されたワインが樽の上に数本ずつおかれ周りにそれらのワインが積まれており、気に入れば籠に入れ手買い求めることができるシステムでした。白・赤・ロゼなど分けられ早速試飲開始、壁には「飲みすぎ注意」の注意書きが貼ってありました。私が訪れたときは他に数人のお客さんがいる程度・・。じっくりとラベルを見ながら少しずつ試飲して参りました。シャルドネと勝沼の葡萄との違いを感じながら、赤もいろいろと試しましたがやはり今ひとつ深みがない感じ・・。最近の国産ワインのすばらしさはいろいろと耳にするのですがなかなかこれはというものに出会いません。相当飲まないと出会うことができないのでしょうね・・。
ぶどうの丘 いろいろな施設があります Budo no Oka と何故かローマ字表記 さて十分に食前酒?を頂いた後は1時頃に昼食と致しました。やはり以前にバーベキュウを食べたことを思い出し、空席の目立つバーベキュウ食堂(私が初めての客のようでした)へ向かい、丘の上からの勝沼のぶどう畑を眺めながらバーベキュウと致しました。美味しい空気とワインがあれば何でも美味しいですね・・。 帰りは特急の接続悪く普通列車で大月経由新宿まで・・(途中中央特快乗り換えで2時間ほどでありました)。車内ではゆっくり寝て参りました。久々の秋のお散歩でした・・・。
なかなかの眺めです