院長のひとりごと

Chapitre 2

Paris には定刻通り早朝6:20早朝のシャルル・ド・ゴール空港に到着、ターミナル2に入りました。ターミナル2は初めての到着、2004年前回は航空会社の違いから、さらに前々回は20年以上前のシャルル・ド・ゴール空港、今はターミナル1として使用されている円筒形のターミナルでした。当時はとてもモダンなターミナルで透明なチューブの中をエスカレーターが行き交うようなターミナルでありましたがターミナル2はモダンな横に長いターミナル、あまり特徴のない印象を受けました。早朝の空港はまだまだ目が覚めていない巨人のよう、あちらこちらがまだ暗く、動く人の姿もまばらでありました。

さて、時間をつぶしてParis Lyon駅へと向かう予定としておりましたが、何も開いていない空港で時間をつぶすよりはLyon駅へ向かおうということになりTaxi乗り場に・・。荷物と5人を乗せられるTaxiを捕まえていざParis 市内へ、高速道路に乗ってしばらくすると大渋滞につかまりました。9月22日は木曜でウイークディ、出勤で市内へ向かう車の渋滞でした。通常ならば30から40分ほどで市内には入れるところを1時間半以上も掛かってようやくLyon駅に到着致しました。これまた朝のLyon駅は大勢の人でごった返しておりました。この頃になってようやくフランスはParisに足をおろしたなと実感が湧いて参りました。Lyon駅は南仏へ向かう起点となる駅でいくつものTGVが出発するところです。さて、我々が乗る予定のTGVが何番線から出るのかが分かりません。 

案内板に逐次行き先、ホームが出るのですが直前まで分かりません。Trains Bleuという有名なレストランのカフェで朝食をとりがら10時30分発の列車の出発ホームを確認しているのですがなかなか掲示されずいらいらするばかり。日本の新幹線とは大違いです。(前回も同じ経験をしたことを思い出しました・・)10分ほど前にようやく確認、ぶらぶらしているところからは遠いホームからの出発、全員ガラガラゴロゴロ荷物を引っ張りながら大移動です。途中、切符に刻印を入れるのも忘れずに(これをしないと罰金です・・)何とか列車に乗り込みましたが重い荷物を持ちいれるのは大変でした。そこでようやく我々と同行の知人のご親戚と合流し、6人の団体と相成りました。 TGVがゆっくりとParisを離れ、まずはCote d`Or の起点となるDijonへと向かいました。元鉄ちゃんとしてはついつい新幹線と比べてしまいますが、比較的新しい車両のはずでありましょうが、あちらこちらねじがゆるんでいたり凹みがあったりと日本の新幹線の質の高さを感じた次第でございます。(頑張れ日本!!) さて、Paris郊外の延々と続く田園風景(フランスは食料自給率100%の農業国なのです)を見ながら列車は第一日目の目的地Dijonへと到着致しました。 Dijonでの第一日目はChapeau Rouge(赤ずきん)(http://www.chapeau-rouge.fr/home.htm)というホテルへ逗留予定,中心地へとタクシーに分乗しホテルへ向かいました。 小さいながらなかなか素敵なホテルでまずはチェックイン,マスタードで有名なDijon市内をぶらりぶらりと観光と昼食へと出かけました。Dijonには有名な触ると幸せになる「梟」があると、歩道に梟の道標があちらこちらに見られました。たどっていくと梟に出会えるようになっております。この頃になるとフランス到着後半日ほど、町並みが馴染んで参りました。(僕にはフランスが合っていると・・・!?)

昼はそこそこに夜はChapeau Rougeのレストランで美味しいフランス料理で初日は終了と相成りました。 (実は私だけは小事件があり、初日からバタバタしてほっと落ち着いたのは翌日からではあったのですが・・・)