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院長のひとりごと
ブルゴーニュ地方のクリスマス
院長のひとりごと

ブルゴーニュ地方のクリスマス

 暮れは忘年会・クリスマスなどなど宴席が多い。12月にはいると連日のようにアルコールが体の中に入ってくる。入ってくるアルコールもおいしいワインとなると格別です。今年は何度が参加させて頂いたブルゴーニュワインの騎士団のクリスマスに出かけた。12月9日夕刻、毎年明治記念館で行われる会は400名程のお客様が出席されるとのこと、おいしいワインを楽しみに出かけた。私は知人のご紹介で正餐が始まる前のカクテルパーティーから出席させて頂いた。ブルゴーニュ地方からワイン酒造組合長(なんと言う呼称であったか失念致しました・・・これだからフランス語もなかなか上達しないのでしょうね)などフランスからのお客様も沢山居られ、私のフランス語がいかに曖昧なものかが確認されました。 さて、正餐は400名の方が円卓ではなく長方形の長いテーブルに何列にも並んで頂くような形式で、給仕される方たちも大変な数でした。出席者のドレスコードもブラックタイということで私も最近タキシードを虫干しする機会が増えました。 さて、お料理はエスカルゴのフリカッセから始まりシャンピニオンのクリームスープトリュフの香り、舌平目のグレッサンパン粉風味焼き、牛フィレソテー フォアグラベアルネイズソースグラッセー添えというような組み立ての料理が暖かいものは暖かく、おいしい状態で供されました。ワインはというと Cremant de Bourgogne Brut Prestige Dom. Moingeon Chassagne-Montrachet 1er Cru"Morgeot" 2005 Dom. J. Marc Pillot Corton-Charlemagne Grand Cru 2006 Dom.Rapet Pere et fils Gevery Chambertin 1er Cru 2les Champonnets" 2006 Dom.J.M.Guillon Echézeaux Grand Cru 1999 Dom. Robert Arnoux でありました。 いずれも比較的若いワインではありましたが最後のEchezeaux Grand Cru 1999はすばらしいものでした。途中、駐日フランス大使やブルゴーニュワインの騎士団日本支部会長磯村尚徳氏のフランス語でのスピーチやバン・ブルギニョンというおはやしがあったり、ブルゴーニュから招かれた楽団(普段は薬局の店主や郵便局員等々から構成されているそうです)の演奏があったりであっという間に3時間が経過してしまいました。 Jamais en Vain. Toujours en Vin  「決してむなしいことはないいつもワインと一緒なら」 という騎士団のモットーが納得された一日でした。