院長のひとりごと

会津の戦い

「あゆ」

久し振りのひとり言である。いつも一人でぶつぶつ言っていることはあるのだが、患者さんからいつブログが更新されるのかと聞かれることがある。そろそろかなと思い書き始めることにした。時々によって話の種はあって、写真を撮ったり、資料をとっておいたりするのだが、根が不精者で筆まめではないでこんなに間が空いてしまった。4月に九州に行って以来、夏の軽井沢での休暇ぐらいであまり地方へ出かけることはなかった。しかし、会津若松市へゴルフと宴会に行く機会があった。それは私が以前勤めていた社会保険中央総合病院の大腸肛門病センターに昭和62年頃、隅越幸男先生の元に研修に来ていた先生方の中で会津若松市で開業された先生が居られ、その先生の音頭取りでゴルフ同窓会を行うこととなったからである。4月頃から予定を聞かれ、9月中頃の連休に全国に散らばっている先生方を集めて、ゴルフをしながら旧交を温める会になった。会津は久し振りで、以前大学の関連病院へ手術に行ったり、恩師の公演にお伴した以来である。前日に会津に入り夕方までの時間に市内を少し見学と一人ぶらぶらとした。暑かった・・会津は盆地であり、夏暑く冬寒い土地柄、ぶらぶらどころではなかった。夕方5時にホテルロビーで集合し車で30分ほどの「天国茶屋」という所に移動、前日の宴会である。いろりを囲んで先ずはあゆから・・大振りのあゆが串に刺されまさに食べ頃で我々を待っていた。近くの川で取れた天然物だそうだ。頭から丸ごと食べられた。あゆは結構癖があり「香魚」ともいわれるので苦手な方も居られるかも知れないが魚好きな私としては好物の一つである。夏の時期に一度は食べたくなるものである。酒は主人の秘蔵の酒とやらを頂戴した。これも結構辛口で飲みやすかった。さて、次なるものは松茸である。いろりに網が置かれ松茸が載せられた。主人曰く、つゆが出てきたころが食べ時と説明してくれた。見るとまさしく松茸からつゆが出てくるではないか・・・。好みで醤油を少し垂らして頂いたのだが、これも絶品、香魚と香茸と香り責めであった。さて、翌日はゴルフ、母成高原というところにあるボナリ高原ゴルフクラブである。アメリカ人の設計によるコースで、ラフは深くフェアウエィを外してしまうとボールを探すのが困難・・・。景色は素晴らしかった。 というようなことでスコアーは二の次・・ダブルペリア方式で私はなんとブービーメーカー・・とほほ でした。優勝はどういう訳か主催者の会津の先生、薩摩出身の教授と、長州は山口県出身の先生の薩長連合は会えなく敗退であった。来年は長州山口県宇部での開催の予定である。懐かしい面々とのゴルフと宴会。長く続けていきたいものだ・・。