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院長のひとりごと
ぶらりと京都
院長のひとりごと

ぶらりと京都

う雑炊

またまた京都である。仕事納めの日、午前中で仕事を終えた後、ふらりと新幹線に乗って京都へ行ってきた。昨年年末の京都へ行き、寒い中名刹散歩としゃれてみたのだが結構楽しかった。ハイシーズンはどこに行っても人々の山で歩くのも大変と言うところだろうが、この時期はそうでもない。今年は昨年ほど寒くもなかった。今回は洛中辺りを中心に人のいないような所を訪ねてみた。三十三間堂近くに歩いていき久々に千手観音に感激し、バスで南禅寺方面へと向かう。バスの中は外国人観光客が大勢居て英語、ドイツ語などが飛び交っていた。多くの人たちは清水寺近くで下車、私はといえばそこには行かず、南禅寺にと向かった。バス停を降り、平安神宮前を通り過ぎ、数百メートル歩いていくと湯豆腐屋が立ち並ぶ参道に出た。案の定人は見かけない。朝食をきちんと取らなかったので、まずは何処かで湯豆腐をと思い店を探していると、英語のガイドブックとにらめっこしている日本人?にであった。どうやら中国系カナダ人のよう、話をしながら一緒に食事をする事にした。父親は中国系カナダ人、母親は日本人でクリスマス休暇で一人旅との事であった。大学三年生21歳という事だろうが、日本の学生より遥に逞しさを感じた。その後も哲学の道から銀閣寺、錦市場へ行くというので全く方向が一緒であるから同行する事になった。朱(Zhu)君は都市計画を勉強している学生で、その後は建築士になる予定で建物に興味があるようだ。一眼レフのカメラを持ちなかなかのアングルで写真を撮っていた。哲学の道を歩いているのも殆どが外国人観光客ですれ違うたびに聞こえる言葉も様々であった。ひんやりとした空気の中をゆったりとした気分で歩くのはとても気持ちの良いものだ。銀閣寺もハイシーズンではないのでそれほど人が多くなくのんびりと庭の散歩を楽しむ事が出来た。さてバスで移動、朱君に三十三間堂の見学を勧め、バスの中で分かれて、アドレスを交換して私は別行動となった。錦市場は年末の買い物客でごった返していたが、観光地に行くと必ず市場に出かけてみるのが楽しみなのであちらこちらのぞきなかがらつまみ食いをして楽しんだ。焼きガキで一杯というのがあり、次回も是非立ち寄ってみようと思った。さて、帰りの時間持近付いてきたので早めの夕食を取る事にした。予め調べておいた、う雑炊、う鍋のみせ「わらじや」である。4時からという事で一番乗りでう雑炊を楽しんだ。京都はおいしいものも沢山あり、ついつい食べすぎになりそうで注意が必要だ・・。というような事で6時過ぎの「のぞみ」で我が家に9時前に帰宅。年末の良い気分転換になった。来年は・・・・?