院長のひとりごと

福田平八郎

ご存知でしょうか?大分出身の日本画家で京都で活躍され代表作に「漣」がある。没後50年の展覧会が大阪中之島美術館で行われていたのだが見逃してしまった。その後大分県立美術館へと移動開催されたので大分に行って参りました。大分は訪れたことがなく初めての訪問でしたが、直ぐお隣は別府温泉です。当然温泉好きの私は温泉とセットでの大分県立美術館訪問となりました。

大分は馴染みの薄い所でありましたが、美味しいものを頂くことには目が無い私は関鯵、関鯖は是非いただきたいと思いました。ホテル近くの目当ての寿司屋は満席でしたが、少し歩いて別な鮨屋で美味しいお魚をいただきました。地方都市の典型で大きなアーケード街が中心にあり有名店が点在しているという所でした。宿泊先のホテルと大分県立美術館OPAMはとても近くにあり翌日ゆっくりと美術館を訪れることができました。

OPAM 大分県立美術館

福田平八郎前期の作品はどちらかというと写実的な絵が多く、中期の作品には有名な「漣」があり独特の視点で描かれたものが多く見られました。私は中期の作品がとても気に入りましたがそれぞれ好みが違うのでなんとも言えませんね。一度ネット検索されてみては如何でしょう。

「漣」

さて、見学後はもう一つの目的の別府温泉へと向かいました。バスで約1時間ほどのところですが途中温泉の湯煙があちらこちらに上がっているのがみられ、湯量豊富な温泉の街でしたが、思っていた街並みとは少し違っておりました。温泉宿がたくさん立ち並び土産物店がありなどと思っていたのですが、もう少し大きなスケールで街の中に温泉宿が点在しており、市営の日帰り温泉施設があるという街並みでした。ホテルは海沿いのおしゃれな星野リゾートのホテルに宿泊いたしましたがこちらもアジア系のインバウンドのお客さんがたくさん見受けられました。生憎の天気の中市営の温泉施設に歩いて行き、これぞ別府温泉というお湯を楽しんで参りました。

タオルひとつで日帰り入浴施設巡りもなかなか趣があるものですね。

次の温泉はどこに行きましょう・・・