つれづれなるまま

マンボウ

「みなさんが最後にマンボウに会ったのはいつですか?」

基本的にはこのブログ(?)では医療に関係のない話を書こうと思います。今回は「マンボウ」の話です。

先日急に子どもが「マンボウに会いたい」と言い始めました。(恐らく自宅にあった図鑑で見て気に入ったのでしょう。)近くの水族館に行けばマンボウに会えるだろうと思い、調べてみると・・・意外とマンボウはいないんです。

なんと関東圏で常設で展示されているのは大洗の方と鴨川シーワールドと八景島シーパラダイスの3か所のみ。調べてみるとマンボウは非常にデリケートなんだとか。泳ぐのが上手ではない上に傷つきやすく、ストレスに弱いため複数同時の飼育も難しいようです。

更に・・・胃腸が弱いらしいです! 大洗の水族館のホームページによると餌に整腸剤(ビオフェルミン)を混ぜることもあるとか。 しかし、海水で生活している生き物の腸内環境にビオフェルミンが本当に効くのでしょうか・・・。

そんなこと考えながら車を走らせて八景島シーパラダイスに到着しました。まずはメインの水族館を見て回りましたがマンボウがいません! 調べてみるとどうやら別の建物にいるようです。 その建物の名前は「ドルフィンファンタジー」 (全くマンボウが感じられません。)

ドルフィンファンタジーは天井まで水槽で覆われた通路が見どころのようでした。そこを通り抜けると円柱状の水槽が見えました。ようやくマンボウの登場です。

ほとんど動きません。 「泳いでいる」というよりは「浮いている」という表現が正確でしょう。

不思議なことあまりにも動かない姿が風格すら感じさせます。

「よくここまで来たね。」 

そんな声が聞こえてきそうでした。 

子どもは喜んでいましたが、予想していたほどではありませんでした。