院長のひとりごと

同窓会

少し前の話になりますが大学卒後35年の区切りなので大阪在住の幹事が京都での同窓会を企画致しました。京都はとても魅力的な町であり、私も年に1〜2回観光で訪れることがあります。今回は幹事の計らいで夜の宴席は「嵐山吉兆」で行われることに・・・「え?」そんな高級料亭で二十数名の宴会をすれば趣のある雰囲気の中で美味しい料理を頂く雰囲気ではなくなるであろうし「大丈夫?」という思いもありました。土曜午後に先斗町のお弁当屋さん「志る幸」で観光組に合流しお昼を頂きました。当月私は京都に頻回に用事があり3度目の京都となり、観光はパスさせて頂きました。詩仙堂・東寺など私の好きな訪れる場所ではありましたがホテルに戻って一休みすることと致しました。 さて、夕刻6:00に現地・「嵐山吉兆」集合ということで一人のんびりと嵐電に揺られ嵐山へと向かいました。目指す吉兆は桂川のほとり、立派な門構えで一人であるいて入るには一寸躊躇してしまいそうな趣でありました。

少し早めについたのか同窓生はまだ数名ほどしか到着しておらず、部屋は大きな部屋に23名ほどの席が用意されておりました。勿論調度品も素晴らしいものでそれらを拝見している間に三々五々仲間が到着、いざ宴会は6;30過ぎから始まりした。次々に運ばれてくるお料理はとても凝った盛りつけで向付から椀、造り、八寸と進んで行きとても素晴らしいお料理ばかりでありました。途中、強肴は焼き松茸をお座敷で目の前で焼いて頂くという演出もそれなは素晴らしいものでありました。今までの宴会ではワイワイがやがや次第にお酒も進んでくると騒がしくなる仲間達も食事とお酒を楽しみながら大人しく会話が弾んで行きました。

一流料亭の場所とお料理が我々のお行儀まで良くしてしまったのでしょうか?久し振りの仲間と昔話や現況を話していると学生時代には想像もつかなかった趣味を持っているものがいることがわかり、これまた話はおもしろい方向へと進んであっという間に2時間半ほど過ぎてお開きの時間となりました。

萩焼のぐい飲み持参の友人 気に入って高価な買い物をしたと言うことでしたが金接ぎをしながら大事に使っているそうです そんな趣味があるとは・・・ 京都という場所や一流料亭の素晴らしい雰囲気に大変満足し、元の悪ガキ共も大人しく素敵な同窓会を楽しむ事が出来ました。幹事さん感謝でした。 次回は東京下町での同窓会ということでこちらもざっくばらんに楽しめそうです。期待・・・