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院長のひとりごと
こころのバリアフリー
院長のひとりごと

こころのバリアフリー

ひょんな事から車椅子の方とお知り合いになりました。数年前に渋谷の東急本店裏であったスパの爆発事故で半身不随になってしまった女性の方です。車椅子生活となりそれまでの生活ががらりと変わり大変な事もあるようで、そこで感じたことが日本では車椅子での生活が如何に社会に受け入れられていないかと言うことに気付かれたそうです。今まで美味しいものを食べに行っていたレストランが車椅子では行きにくく、普通に食事に出かけたりお酒を飲みに行きたいと思っても事前に車椅子のことを告げると、「私共の処はバリアフリーにできておりません・・」と言われて断られることがあるそうです。車椅子の方の中にも色々な状況で車椅子を使用している方がおり、一時的に車椅子に乗っている方や杖を使って、あるいは手すりがあれば歩行可能な方など色々な方がおられるようです。そこで思われたのが、車椅子を使用している方を受け入れてくれるお店をみられるサイトを立ち上げようと言うことでした。例えば車椅子の入れる幅のあるトイレがあるか、どちら向きに扉が開くか、段差の高さはどれくらいであるかという情報を、車椅子の方達が共有して其の情報を活用してどんどん外に出て行こうと言うことです。 先日フランスブルゴーニュに行くことがあり、小さな町Nuit Saint Georgeのレストランの入り口に車椅子のサインと呼び鈴がある事を見つけました。フランスではそんなことが当たり前のようで、車椅子の方達を受け入れる社会であるのかなと感じました。

2020年東京オリンピック・パラリンピックが開かれる東京で、海外から来られる方達にもそういった情報が共有されると素晴らしいことだと思いました。 ご参考までに・・ NPO法人 ココロのバリアフリー計画 http://www.heartbarrierfree.com/

私のクリニックの近くのとても美味しいカレー屋さん(モンタンベール 恵比寿)をご紹介しご一緒させて頂きました。 代表の方はとても明るくお酒も強い・・素敵な方でした。