院長のひとりごと

今年は雪が沢山降りましたね・・・ 昨年も1月14日東京は大雪でした。私はといえばBunkamuraでのオペラに行く日でしたので、スタッドレスをはいた車で出かけて行きましたが途中スタックした車に坂の途中で行く手を阻まれ難儀したことを思いだしました。今年は1度目の大雪は2月8日土曜朝から降り始め夜には積雪となり翌日は数十年来の積雪量で東京は雪国と見まごうほどの雪景色となりました。その時の雪はさらさらで軽い雪でしたので道路の雪かきも比較的簡単に自宅にあったちりとりなどで済ませることが出来ました。月曜には残雪はあるものの交通機関は多少の乱れですみ、仕事場へも行くことが出来ました。更に翌週はまた週末2月14日から雪が降り土曜朝には20cmほどの積雪となってしまいました。このときは我が家の足である東急東横線が前日夜の追突事故で運休・・土曜の診療も休診かとも思いましたが検査予定の方もおり、まずは出勤・・またまたスタッドレスをはいた車の登場です。駒沢通りはスリップした車で一車線ふさがり、バスも渋滞・・殆どノロノロ運転で普段ならば10分もあれば付くところを50分近く掛かって恵比寿に到着、路上駐車でなんとかクリニックにたどり着くことが出来ました。そんな中スタッフも何とか到着、検査予約の患者さんも皆さん来院、土曜の診療は無事行う事が出来ました。その日の雪は湿った重い雪で雪かきは難渋致しました。何といっても雪掻き用のスコップは1週間前の大雪で何処に行っても買うことが出来ず我が家のちりとりではどうにもなりませんでした。ガレージの屋根の積雪も大変なもので何とか持ちこたえましたが、翌朝には屋根の雪下ろしをしないとガレージ共々車が壊れてしまいそうな気配でした。ガレージの柱には積雪の際の注意が貼ってあり10cmを越えたら雪かきをして下さいと書いてありました。軽くその2倍で重い雪でしたから横から見ると一部はたわんでおりあわやの状況でした。近隣のお宅のガレージは見事に潰れているところが数軒ありその様なことが東京で起きるとは夢にも思っておりませんでした。 子供の頃は東京の雪も道に雪だるまを作ったり、スキーを持ち出して坂を滑ってみたりと楽しい雪の思い出はありましたが、今回は最近の異常気象の怖さを実感させられました。 雪国の人たちから見ればたいした雪では無かったのかもしれませんが都会の雪に対する弱さを露呈した二週間でした。

駒沢通りの渋滞・・・ 雪で車は全く動きませんでした