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院長のひとりごと
久しぶりの札幌
院長のひとりごと

久しぶりの札幌

久し振りに北海道に行って参りました。札幌での研究会への出席で、土曜午前中に仕事を終え羽田に向かいました。外来を無事時間通りに終了し一路羽田に向かい14:30発のJALに搭乗、札幌へ・・。最近何かと話題の多いJALですが、以前のナショナルフラッグの誇りを保ちつつ業績回復のために経営努力しているようで、まずは定時運行なのだそうです。国内線3分前・国際線5分前にドアクローズという乗務員の目標が掲げられているとか・・。なるほど機材到着の遅れで出発が10分ほど遅れという事情のようでしたが何度も丁重な謝罪の言葉が繰り返されておりました。札幌まではドアクローズからオープンまで約1時間半ほど、比較的短いフライトではありましたが気分良く千歳空港に到着致しました。

10分遅れながら無事到着 千歳空港 17:00からの降圧剤と慢性腎臓病についての講演会(札幌)に出席し、夜はすすきのへ・・というところなのですが、今回は当院の福田医師も出席(まじめなお勉強会)、夕食は札幌ミクニのフレンチということに相成りました。(三國シェフは北海道出身)四谷・丸の内のミクニへも出かけた事がありますが、北海道ならではの食材を使ったフレンチを堪能し、夜のすすきのへ繰り出すこともなく風呂に入って就寝・・。

北海道産 金華豚のロティ さて翌日は朝から雨模様・・。夕方までの観光を楽しみにしていたのですが出鼻をくじかれてしまいました。タクシーでの移動と決め夕方までタクシーをチャーターしいざ観光へ・・。土砂降りの雨の中、札幌時計台、煉瓦造りの道庁旧本庁舎などを巡り場外市場でお土産を購入、小樽へと移動しました。

思ったほど大きくない時計台・・ 皆さんご存じですよね 小樽到着は11:00過ぎ、移動中もずっと雨が続き、「僕は晴れ男のはずなのに・・」と恨めしく空を眺めながら移動しました。小樽到着後は曇り空ながら雨が上がり徒歩での散策も何とかできるようになりました。定番の小樽運河、北一ガラスを覗いて寿司や通りへ移動、そろそろお昼時、これまた型どおりの寿司屋へと向かいました。

運河です 小樽といえばこの風景

昔はきっと倉庫として使われ、運河も船で賑わっていたのでしょう どこの寿司屋へ入るか迷うところでしたが一応事前調査の結果「政すし本店」に決めいざ入店。さすが観光地でもあり昼時の寿司屋はまずは並ぶことから始まりました。15分ほどでカウンターに案内され、まずは生ビールとつまみで戦闘開始・・。北海道ならではの旬のネタをお任せで頼みましたが、苦手の海鞘(ほや)が結構いけたので新鮮な生の海鞘に挑戦してみました。沢山頂くものではありませんがなかなかいける味ではありました。

生の海鞘 調理する前はかなりグロテスクですが・・ 海鞘の中に入っている海水をつけて頂きます・・ 一通りお寿司を頂いて小樽観光の続き「鰊御殿」へと向いました。北海道オホーツク海の眺めは身近に見る湘南や伊豆の海とは異なり、深く鋭く切り立った陸地と黒く冷たく感じる海が交差し、その景色が遠くまで見渡すことができるものであり遠くの大きな島影は多分利尻島であったと思います。

広い居住スペース 大勢の船乗りが居たそうです 最後は札幌で見損なった「モエレ沼公園」へと向かいました。その頃は雨もすっかり上がり蒸し暑さが戻ってきました。モエレ沼公園はイサムノグチの設計監修で作られた施設とのことで楽しみにしておりましたが、生憎の雨と施設そのものがとても広いもので短時間では回りきれないもので本の入り口だけの見学ではありました。 最後は空港で夕食として札幌ラーメンで締めて今回の札幌食糧事情視察はお終い・・。超特急の札幌見物ではありました。 あれ・・?降圧剤と慢性腎臓病の講演会でしたっけ・・?

ピラミッドのような小高い山 時間が無く上ることはできませんでした