院長のひとりごと

chapitre 5

Chapitreは無事終了・・。晴れてChevalier du Tastevin となった翌日はゆっくりと目を覚まし、Beauneより南のMontrache、Meurseaultを見学し午後にはDijonからParis へ戻ることに致しました。ブルゴーニュ滞在中天気には恵まれ、この日も快晴、とても気持ちの良い日和ではありました。移動中の車から見る風景も、映画に出てくるような街路樹の田舎道で、遙かに見える小高い丘のぶどう畑を眺めていると本当にゆったりした気分になれ、久し振りにリフレッシュすることができました。DijonからParis はTGVで約1時間半ほど午後にはParisに到着、7年ぶりの滞在となりました。

古いフランス映画によく出てくるシーンですね Parisではサンジェルマンでプレ教会近く、サンシュルピス教会裏の小さなホテルに逗留予定、渋滞の中Taxiでホテルに到着ほっと一息つきました。さて、同行の知人とはひとまず別行動とすることになりました。旅の楽しみ方はいろいろです。今回のParisのホテルも知人の助言によるものですが、Parisの子午線の近くにあるホテルなのだそうです。知人は何度かその子午線上のメダルをたどっているそうです。映画「ダヴィンチコード」で有名になった為、{ARAGO}と記された地表に埋められたそのメダルの多くは盗難にあったり、工事で失われてしまったりしているそうですが、Paris の中でその子午線をたどって見るのも旅の楽しみ方の一つかもしれません。

快晴のParis飛行機雲が沢山見えました・・

サンシュルピス教会 ドラクロワの壁画です 私は食いしん坊なので食べる方に気が向いて、バター味には少し飽きましたので醤油味の夕食をと中華料理店を探しに夕方ホテルを出てぶらぶらと久し振りのParisを歩きました。Paris は不思議な町で何となく旅人の心をくすぐる何かがあるようです。町並みは7年前あるいはそれより以前30年前に来たときともあまり変わっていない、懐かしいとさえ思える印象を受けるのが不思議に感じられました。決して街路は東京都比べてきれいとはいえず、整然とした印象もないのですが・・。

トイレの時間は短めにしましょう お尻によくありません 今回は限られたParis 滞在であり、ルーブルやオルセーといった著明な美術館は混んでいるであろうということで訪れたことのないロダン美術館を訪れました。入り口で少しは並びましたが天気の良い昼間、ロダン美術館の庭園はのんびり過ごす家族連れなどがちらほら見られ、ここでも心地よい時間を過ごすことができました。

お尻の手術前・・

お尻の手術後 実質2日ほどのParis滞在、サンジェルマン近くのレストランでの生ガキや最後の夜はワインリストが充実している「Tan Dinh(タンディン)」というヴェトナム料理店に行って、Comtes LAFONのMeursaultと美味しい料理を頂いてParis滞在は終了となりました。「Tan Dinh」はロベール&フレディー・ビフィアン兄弟がやっているお店でワイン通の間ではとても知られたヴェトナム料理店です。Prisに行ったらまた訪れてみたいお店になりました。

Lafont のMeurseault頂きました・・ 慌ただしい、且つ短いフランス滞在ではありましたが私にとってはとても充実したフランス滞在でありました。次回はいつ行かれることでしょう・・・。