祈り
最近美術館付いている。国立新美術館のシュルレアリズム展に行ってきました。土曜の午後小雨が降る中日比谷線で六本木へ・・。ミッドタウン方面へと向かいます。地下道が長く伸び、国立新美術館の目と鼻の先に出ることができます。以前は東大生産技術研究所・物性研究所があったところですがすっかりと様子が変わっておりました。物性研は18歳頃に知人の大学院生に数学物理などを教わりに通ったことがあり、超伝導の理屈や実験を見せてもらった所なのでとても懐かしいのですが、そこに行き着く道の両側も、角のガソリンスタンドだけは変わらずありましたが、美術館入り口に向かう道の両側の風景は全くというほど違っておりました。新美術館は黒川紀章氏の設計で一時話題になりましたが実際に行くのは初めてでした。建物の印象はというと好みが分かれるかもしれませんね・・。 さて、シュルレアリズム展はというと、会期延長もあり、土曜の午後ということで結構大勢の人が見に来ておられました。パリのポンピドゥーセンター所蔵の作品ということでかなりの数の作品が展示されておりました。ポンピドゥーセンターは20年ほど前に行きました(昔話でした)。シュールなものばかりなのでじっと見入っているとちょっと疲れてしまうかも・・ということで軽く流して見て参りました。ちょっと気になったのはマン・レイの「祈り」という小さな写真です。ご存じの方もいらっしゃるでしょう。職業柄とても惹かれました・・・!? その小さな写真を見て満足。帰りは小雨の中ミッドタウンをぶらっとして帰りました。美術館巡りも良いですね・・。
「祈り」